保育の方法-総合的な保育の方法-
3つの発達の段階組は年齢別に編成されています。
しかし、当園では乳幼児期の6年間をまず次の3つの生活ステージに大きく分けて把握しています。

0〜1歳児クラス
この発達段階では、十分に行き届いた養護環境が重要な意味をもち、
くつろいだ雰囲気のなかで自発性の基礎を培うような保育に重点を置きます。

2歳児クラス
この発達の段階では、
自我の芽生えに伴う自己活動を十分に保障する環境の構成が大切になります。

3〜5歳児クラス
この発達の段階では、自発的な自己活動と友だちとの関わりが著しく発達します。
そのため、子ども相互の関係づくり、とくに社会性をともなう集団活動の意義が大きくなります。
個人の特性も差異が大きくなるため、一人ひとりの発達課題をはじめ、
興味・関心、習熟度などに応じた「選択の機会」を多く用意します。